メッセージ
1977年10月2日生まれのへび年。
金津高校卒。金沢工業大学卒。畳に携わって、12年。
[長所] あんまり怒らない。怒っていても寝てしまえば忘れること。
[短所] 早起きできず、ぎりぎりまで寝てしまうこと。
[ちょっと自慢できること] 高校生のときに、ソフトテニス部に入っていて、福井県選抜に選ばれたこと。
[子供の頃なりたかった職業は?] パイロット(今は飛行機が苦手)
【私が四代目を継いだ理由】
「実は僕、畳屋になりたくなかったんです。」
金沢工業大学を卒業後、実家の畳屋を継がないで東京のパソコン会社に就職しました。パソコンのことは何にもわからない全くの素人でしたが、「これからはパソコンの時代だ」なんて興味を持っていました。
パソコン会社では、新入社員の頃から帰りは遅く徹夜もあったりでとても忙しかったです。この時は人生で一番痩せました。
それでも、仕事を覚えていくにつれ、だんだん面白くなっていき、やりがいのある仕事でした。特に部長にはよく面倒をみてもらい、飲みにつれて行ってもらいました。
では、「どうして、いま畳屋をやっているの?」
やっぱり、両親の仕事を見て育ったからなのかなぁと思います。
トラックに一緒に乗って畳の配達についていったり、お店で遊んだりしてましたから。それに、「父と母が汗水たらして守ってきたお店を終わらすわけにはいかない!」と自分も仕事をするようになってから思うようになりました。ひいじぃちゃんからも「畳屋を継いで、お父さんとお母さんを楽にしてあげなあかん」と子供のころから言われていたのも影響していると思います。
よくしてもらった会社の部長に「辞める」というのは本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでしたし、引きとめられた時は正直迷いました。
でも、今では畳屋になって良かったと思います。「畳が新しいのは気持ちがいいね」、「玉木さんにお願いして本当に良かったと思います、感謝しています」と喜んで頂けるのは本当に嬉しいです。お客様からのお喜びの手紙も本当に玉木畳店の宝物です。ありがとうございます。
これからも、畳を通じてお客様に幸せになって頂けるよう、家族みんなで頑張っていきます。
玉木畳店 四代目 玉木 宏幸